どんな種類のワインがあるの？

どんな種類のワインがあるの？

 

◆ワインを製法の違いで4つに分類すると下記の4つの種類に分類されます。

• スティル・ワイン（Still wine）

炭酸ガス（二酸化炭素）による発泡性を持たない、ブドウ果汁を発酵させて
造られている一般的に通常イメージするワインになります。
アルコール度数は一般的に8～15度程度となります。

 

• スパークリング・ワイン（Sparkling wine）

炭酸ガス（二酸化炭素）を多量に含み、発泡性を持つワインの事を指します。
代表的なものとして、シャンパンがあります。
3気圧以上のガス圧を持つワインを指し、それ以下のガス圧のものは
弱発泡性ワインと呼ばれる。（フランスのペティヤン、イタリアのフリザンテ等。）

 

• フォーティファイド・ワイン（Fortified wine）

アルコール度数40度以上のブランデーを醸造過程で加え、アルコール度数を
15～22度程度まで高めたワインの事を指します。
保存性が高く、かつては航海用の飲料として重用されたワイン。
ポルトガルのポート、マデイラ、スペインのシェリーなどが代表的。

• フレーヴァード・ワイン（Flavored wine）

果実や甘味料、エッセンス、香草を加えた風味を足したワイン。
イタリアのヴェルモットはいろいろな薬草を侵漬したワインで有名です。
そのほか、スペインのサングリア、ギリシャのレッチーナ、フランスの
リレなどが代表的。

◆色の違いで3つに分類

• 白ワイン

ブドウの果汁だけをアルコール発酵させて造ったワインで基本的な色調は黄色が
ベース。白ワインの味わいの中では、酸味が重要な要素。

 

• 赤ワイン

主に黒ブドウを原料とし、アルコール発酵時に果皮や種子を果汁に一緒に漬け込む
ことで、赤い色素を引き出したワイン。赤い色合いと共に引き出されたタンニンによる
渋みを持つのが特徴

 

• ロゼワイン

赤ワインと白ワインの中間に位置する、美しいピンク色のワイン。ただし、一口に
ピンク色といってもグレーがかかったものからオレンジ色、淡い赤まで色調は様々。

 

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